症状じゃなくシステムのエラーを直しましょう
9/5(月)の診療が終わりました。
本日は10名の方が来院してくれました。
ありがとうございます。
少しでも早く回復してくれることを願っております。
そのために今日の状態を元に、研究するのです。
もっと良い治療の仕方があるのではないか?
このほうが負担が少ないのではないか?
なんて考えながら次の診療に活かすのです。
慢性的な症状を持っている方は、
原因になってる場所じゃなく、
痛みやしびれが出ている場所に施術されてる方が多いんです。
例えばプリンターで印刷したら印刷位置がズレている。
仕方がないので紙の位置をズラして印刷した。
プリンターの場合、それって凄く難しいですよね。
でも人間の身体では、それが出来るんですよ。
しかし、間違った対処の仕方ですよね。
印字位置を調整する機能が組み込まれているのですから、
その機能を使って正しい印刷位置にすればよい。
ここで考えてみましょう。
ズレている時も、補正した後も、印刷の機能自体は壊れていないんです。
人間の身体が歪んでる場合と比べてみましょう。
人間の場合は骨格に歪みがあっても、症状が出ている部位自体は壊れていない。
ただ骨格というシステムに異常があるために
身体にとっての効果器である腕や脚に痛みや痺れというエラーを出してしまうのです。
プリンターの場合は結果として印刷位置がズレていた。
身体の場合は、関節や首、腰が痛む、痺れるという症状が出てしまった。
プリンターの場合はシステムは正常なので、印字位置を補正をすればよい。
この場合、その場で簡単に直ります。
骨格の歪みの場合は、骨格というシステム自体に歪みという異常が起きているので、
このシステムを直せば良いのです。
骨格のシステムは、脳というセンサーの信号だけを頼りに物事を判断する
独裁者に支配されているので、納得させるのには面倒な手順もあり時間がかかります。
脳は非常に保守的なんです。
システムを正常に戻しても、脳が抵抗するため
正常な結果が得られるまでにタイムラグがありますが、
必ず戻ります。
その場でパっと治りはしません。
もし痛みが消えたとしても幻だと思ってください。
システムが直らないと、身体が治ったとは言えないのです。
さて長くなりましたが、明日に備えて帰宅します。
明日の予約は、9/5(月)23:00の時点で4人しか入っておりません。
お待ちしております