開業21年目になりました|聖蹟桜ヶ丘の整体 湯江鍼灸接骨院

湯江鍼灸接骨院

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開業21年目になりました

タイトルにもあるように、当院は21年目を迎えました。

1997年9月2日(火)に多摩市関戸2-24-14ダイヤメイト聖蹟Ⅱ-101に開業したのです。

今と違う場所での開業でした。

当時、私は30歳。

理想の治療を実現すべく開業しました。

しかし、理想を実現するのは大変です。

なんども挫けそうになりながら、なんとか20年。

 

今日は、そんな20年を過ごした治療家の思う所を聞いてください。

 

今の日本の医療は、

対症療法が中心です。

 

壊れてから治療が始まる。

学習の仕方も同じですね、

テスト前の一夜漬け、

テストが終わったら忘れてしまう。

それでは永遠に良くなりませんよね?

 

大事なのは事前に準備をしておくことなんです。

 

治療の場合は、壊れないように予防をしておくということ。

学習の場合なら、教わるのを待っていないで

予習をしておくということ。

 

それでも間違えてしまったら原因を見つけて修正する。

根本的に治療する。

修正して復習する。

 

学ぶということと、記憶するという事は同じではありません。

治療の場合も、痛みが消えることと治ることは同じでは無いのです。

 

痛みは症状の一部でしかありません。

自覚症状の中の最も辛いものです。

 

症状には歪みや変形、血糖値のように、

自分以外の人にも認識できる症状があります。

それらを他覚症状と呼びます。

 

他覚症状は痛くないので放置されることが多く

当然どんどん悪化してゆきます。

 

最終的に誤魔化せなくなって激しい自覚症状を出現させます。

その状態になってやっと、治療に行かねばと思うのです。

 

この時、医療機関は症状を消すことを主眼にしてしまいがちです。

患者の主訴が自覚症状だからです。

 

しかし、それはその場しのぎです。

原因を見つけ出し、根本的に治すことが理想です。

 

そう、二度と壊れないようにするために。

 

この理想を実現しようと闘ってきました。

 

ほとんどの人は痛みが落ち着くと受診しなくなります。

つまり治療の初期の段階でやめてしまうということです。

根本的な部分は悪いままなので

結局、痛み止めと変わらない。

 

本来の治療と患者のニーズが真逆なので、

よその治療院のように患者が爆発的に増えたりしません。

経営という観点からは全くダメダメです。

 

金儲けを考えるなら、患者の言いなりになって長くマッサージをして、

ニコニコ元気よく対応すれば、患者は増えて、

そしてなんとなく周りから感謝されたり、

良い先生だと評判になるのです。

もちろん経済的にも潤うでしょう。

 

それじゃあ駄目なんです。

対症療法中心の日本で、

予防医療や根本的な治療を主眼に置いた医療を実現したいんです。

理解者が少ないのは自分の説明が下手糞なんだと思います。

もっと勉強しないといけません。

 

症状が出る前に予防を

教わるより前に予習を

何事も準備が大切

それでも間違ってしまったのなら

原因から治してみましょう。

根本治療

復習です。

 

理想というよりも、実は当たり前の事です。

当たり前の事を、当たり前に行う。

その単純な、簡単なはずのことが、

なんとも難しい。

 

自転車や自動車の運転も、

車体1台分の直線を走るのが一番難しい。

 

それは欲望や邪推、恐怖が邪魔をするからです。

純粋な気持ちを持ちたいものですね。

共に純粋な気持ちを持ちましょう。

 

21年目も頑張ります。

宜しくお願いします。

 

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