先入観と直観
体重が重いから膝が悪くなるとか、脚が痛くなるとかいう考え方があります
太っているというだけで全ての不調の原因を「肥満のせい」にされてしまう
内科に行っても、整形外科に行っても、
「肥満だから」「痩せないと」
結果として、まともな診察をしてくれないという事もあるようです
太ったから膝を傷めたという説明をしてくる患者もいますが
太っただけで関節が痛みますか?
本当の原因は太ったことじゃないと思うのです
例えば米を買ったとします
すると帰りに運ぶ荷物の重さは5kgくらいか、それ以上になると思います
この荷物を持っただけで膝を傷めますか?
数分で5kg太ったら大変ですよね
それでも膝は壊れないと思うのです
ならばもっと時間をかけて太ったら脚は確実に対応するでしょう
太りつつ筋肉が痩せたら傷めやすい要因になると思います
しかし、それでも中々膝は傷めないでしょう
身体の使い方や正しくない時間が長かったり
骨格に歪みがあり関節を正しく使えなくなっている
こういうことが原因で膝に痛みが出始め
その変調した膝に体重という負荷がかかることで
変調が加速する、というのが正しいのではないでしょうか
肥満が直接影響するのは傷めてからだと思うのです
我々医療人は、先入観で本質を見逃す、もしくは見失ってしまわないように
心を強く持たないといけません
知識、技術、そして先入観を持たずに診る精神
これが大切です
その一方で、直観も大切です
奥が深い
驕らずに治療家の道を探求して行きます
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