鍼の太さと長さ
鍼も灸もマッサージも、そして整体(カイロプラクティック)も
力ではなくテクニックで施術する技術です
マッサージや整体には、ある程度の力が必要だとは思いますが
それは毎日毎日、朝から晩まで何年も施術を行うために必要なのであって
手技としては、むしろいかに力を抜いて施術するかがポイントになります
鍼治療に用いる鍼は非常に細くて、
その細さは当院で通常使っているものは直径0.20ミリという数値です
症状に合わせて太さや長さを変更して行います
当院で今使っている鍼の中で一番細いものは
直径0.14ミリの物になり
逆に一番太いものは
直径0.24ミリになります
鍼は太い方が刺しやすく、長さも短い方が刺しやすいのです
細いと鍼がしなりやすく身体の抵抗に負けてしまいがちです
短い方が長いもの比べて、しなりにくいので刺しやすい
皮膚を破り、その後筋膜を破るのですが
この筋膜や、その中にある筋繊維が抵抗が強く
それを打ち破るのにテクニックが必要になります
力を入れると鍼がしなってしまうので
入って行かない
力を抜きすぎると抵抗に勝てずに入って行かない
ちょうど良い力加減というのが難しいのです
そのために毎日練習です
頑張ります
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