症状が出てるところだけじゃ治せません。
治療に際して、自分に言い聞かせることがあります。
「まず全体を見て、最後に症状の出ている部分を見ろ。」
これは凄く大事なことです。
「木を見て、森を見ず」に通じます。
例えば膝が痛いとします。
その治療をするときに、いきなり膝から治療せず、
身体全体をチェックします。
徐々に的を絞って行き、
最終的に本当に悪い場所にたどり着く。
それが膝かもしれないし、腰かもしれません。
歯の噛み合わせが原因の時もあります。
いきなり膝を診てしまうと、原因になる部分が見えなくなってしまったりするのです。
だから、先に全体をチェックするのです。
慣れない患者さんは、痛いところを見てくれないので不安と不満で一杯になるかもしれませんが、
正しく治すためには必要な事なのです。
ご理解とご協力をお願いいたします。
腰を治すだけで膝の痛みが消えることもあります。
もちろん膝周辺をマッサージすることで治るものもあります。
自己判断せずに専門家に託してください。
「木を見て、森を見ず」じゃ治りません。
全身をチェックすることが大事なのです。
膝が痛くて膝に電気をかけてるけど中々治らないという方、
もしかしたら他の場所が悪いのかもしれませんよ。
