9月2日は開院記念日です(20年目になりました)少し振り返ってみます。
9月になりました。
タイトルにも書きましたが、
9月2日は開院記念日なんです。
20年目になりました。
しかし・・・
8月は予約がガラガラで淋しかった・・・
19年とちょっとで閉店するようかな、なんて思ったりしてます。
少し思い起こしてみます。
最初に開院したのは現在の場所じゃないんですよ。
もう少し駅に近くて、吉野家の裏の道。
その場所、現在は「たん焼かもん」になっております。
(多摩市関戸2-24-14ダイヤメイト聖蹟Ⅱでした)
平成14年11月1日から今の場所です。
聖蹟桜ヶ丘の風景も変わりました。
開院当初、まだオ-パは無かったんですよ。
オリジン弁当の場所はコンビニ(スリーエフ)だったし、
ミスタードーナッツのところはホルンレコード。
なか卯はブティックでした。
松屋も吉野家も、まだ無かったのですが。
モスバーガーがありましたね。
こんな風に街の風景は変わりました。
でも、それ以上に接骨院業界は凄く変わりました。
僕の開院した当時、
聖蹟桜ヶ丘には「タウン接骨院」「田代接骨院」しか無かったと思います。
世の中に接骨院が少なかったんですよ、
その訳は↓
以前は養成校の新規開設を厚生省(当時)が行政指導により規制していたのですが、
平成10年8月に、福岡地裁が厚生省の行政指導を否定する判決を出し、
これを機に要件を満たした柔道整復師の養成校が認可されることになったんです。
1998年に14校だった養成校は、2011年には108校!
年間に1000人くらいだった卒業生は、今や7000人超え!
※データはwikipedia柔道整復師養成校の項目より引用
最近、あちこちで接骨院を見かけるのは、こういうことなんですよ。
単純に先生の数が増えたんです。
困るのは慰安的な接骨院ばかり増えること。
慰安の方が患者には人気なんですよ。
安いし、先生たちは優しいし、痛くないようにマッサージしてくれますからね。
あれが治療だと思われてしまうのが一番困るんです。
なにせ当院は真逆ですから。
ガミガミうるさいし、整体・鍼としては安いのですが保険診療よりは高いし、
マッサージも治すためのものですから痛いしね。
安くしたいし、優しくしたい、痛くないマッサージをしたいです。
僕だって患者に人気があった方嬉しいですもの。
でもね、それじゃ治らないんですよ。
僕は治療家ですから
治すという事を考えてやっています。
嫌われても仕方ないです。
でも、
いつも叱って申し訳ありません
いつも痛くて申し訳ありません
毎日通えるような診療費じゃなくて申し訳ありません。
こう思いながら診療してます。
恐がらないでくださいね。
一生懸命なだけですよ。
さて、8月はガラガラでした。
9月は、たくさんの人に会えると良いなと思ってます。
20年目の湯江鍼灸接骨院をよろしくお願いします。