冬はアレの季節でもあります。|聖蹟桜ヶ丘の整体 湯江鍼灸接骨院

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冬はアレの季節でもあります。

11/8(火)の診療が終了しました。

今日は13名の方が診療に来てくれました。

ありがとうございます。

 

連日書いてますが寒くなってきました。

寒くなってくると、アレが症状を出しやすくなります。

 

アレというのは肛門周辺のトラブルです。

いぼ痔・痔ろう・切れ痔・痔核などです。

 

寒くなると身体だけじゃなく血液も冷たくなり、

肛門周辺にしっかりと栄養を与えきれなくなります。

 

栄養が乏しいと肛門周辺の柔軟性というか弾力性が損なわれるので、

切れやすくなったり、血管にトラブルが起きやすくなるのです。

 

冬の冷たく乾いた空気は、皮膚を引きつらせます。

尻の皮膚も例外なく引きつります。

つまり肛門周辺の圧力は普段より高くなっている。

そこに便が通過する訳ですから、もっと圧力が高くなる。

しかも座りっぱなしだったり、妊娠中だったりすると

上半身を受け止めていることで臀部の血液がうっ滞してしまう。

血液の逃げ道が細くなってしまうんです。

 

そのような条件が揃うと、血管の一部が膨張したり・肛門周辺が切れたり・

肛門周辺が化膿してしまったりします。

 

実は男性よりも女性の方が患者が多いと言われています。

イメージ的には男性の方が多そうですが、

女性の方が罹りやすい条件がそろっているんです。

恥ずかしさから一人で悩んでいる方も多いのだそうです。

 

では対策ですが、寒くなると増えるのだから、

基本としては温めることが重要です。

水分を摂ることや、軽い運動で肛門周辺の血流を確保することも大事です。

痔の治療は9割が薬による治療だそうです。

市販薬にも良いものが沢山出ています。

軽いものなら市販薬で間に合わせても良いかもしれません。

ですが、あくまでも臨時に使うことにして、

専門医を受診するべきです。

 

これは他の病気もそうですが、

素人判断が不幸な結果をもたらすことが多いからです。

肛門は想像以上にデリケートな器官です。

治療の仕方を間違うと、かなり苦しみます。

肛門は使わないわけにゆかない器官ですから、

負傷中でも便通によって使わなければなりません。

辛いですよ。

 

だから恥ずかしがらずに専門医に診てもらいましょう。

できれば肛門科が良いですね。

 

トイレでは、あまり力まないように心がけましょう。

排便後はウォシュレットで清潔を保ちましょう。

入浴は肛門周辺の血流の改善に役立ち有効です。

 

便秘も引き金になります。

便秘対策も重要です。

 

最後に超裏技ですが、

急に発症して、薬の持ち合わせもない時。

捨てるつもりでリップクリームを肛門に塗るのです。

もちろん薬用とかの方が良いです。

あくまでも代用品として使いましょう。

リップクリームはワセリンの成分が多いので効果的です。

唇に塗るものですから、肛門でも大丈夫です。

災害の時などは思い出してください。

冬に避難している時は、痔になるリスクがグーンと上がります。

そんな時、リップが役に立ちますよ。

あくまでも代用品です。

 

さて僕も帰宅して温まりましょう。

割と冬に切れることが多いので気を付けないと。

そうそうウォシュレットを使う時は弱から始めましょう。

油断すると強の水流が負傷部に直撃しますよ(経験あり)。

凄~く痛いですから気を付けてください。

では明日の予約待ってますよ~

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