歪みは揉んでも治りません
慰安的な施術の治療院が多いですねえ。
気持ちよくて治るのなら、それが良いのですが、
残念ながら、治るという意味では気持ちよいだけの治療は難しいでしょう。
骨盤や関節に、歪みやズレがあるとしましょう。
マッサージをすることで治ると説明する人が多いようですが、
本当にそうでしょうか？
ズレていたとしても身体に馴染んでしまっているものを、
マッサージしても全体が柔らかくなるだけで位置関係は変わらないのでは？
馴染んでいるという事は、元の状態に戻ろうとする力が発生しないという事です。
急性の怪我、脱臼や捻挫そして骨折は、
元の形に戻ろうとする力が働いているので、
緩めることで治りやすくなります。
でも慢性的なものは、少しずつ身体に気付かれないようにズレていったので、
身体は、そのズレた状態を正常な状態と誤認しているんです。
だから本来の位置に戻ろうとはしないのです。
そこで私は、ズレや歪みを治すためのテクニックを使って骨の位置を調整するのです。
例の激しい音のするベッドを使ったテクニック、
そうです、トムソンテクニックです。
私のは少しアレンジが加えられていますが、
ベースになっているのはトムソンテクニックです。
治すために必要なことを行って治すのです。
鍼を使うこともありますし、包帯固定が必要なこともあります。
歪みやズレは簡単に治るものじゃありません。
無責任にマッサージで治るとか、
1回の治療で治りますとか言わないでもらいたいですね。
しっかり患者と接して、何が起きているのかを把握してほしいと思います。
治療家は治療時に、患者の人生を預かり、将来を左右することがあるんです。
だから、しっかり勉強して明確な答えを出せるようにしておかなければなりません。
慰安的な施術を受けているが、なかなか良くならないと思っている方、
当院の治療を試してみませんか？
待ってますよ。
追伸：うちの愛猫「ルナ」も、当院の治療を薦めています（たぶん）
