思春期って辛いですね
自分に何かできる訳じゃない。
自分の力で生きて行ける訳でもない。
でも、親の言うことも聞きたくない。
自分で考えて、自分の思うように生きたい(行動したい)。
誰かが悪い訳じゃない。
自分が正しい訳でも無い。
でも、ただ時間が過ぎて行くことが嫌で、
一生懸命特別なものを探してしまう。
何も悩む必要なんかないのに、
弱音を吐けばいいのに、
強がって、何でもできるふりをしてしまう。
友達や親に強い言葉、悪い言葉を吐きつけてしまう。
そして後悔するんだ、あんな風に言うつもりじゃなかった、
もっと違う言い方が出来たんじゃないか?
そもそも言わなければよかった。
無口な人間になりたい。
そんな風に悩んで、気が付くと窓の外は明るくなってきている。
上手に伝えられない。
違う意味に誤解されて、
怒らせてしまったり、
嫌われてみたり。
思春期って、何もかもが中途半端なんですよね。
今なら、
悩まずに決断できること、
慌てずに冷静に判断できること。
もっと優しい言葉で伝えられたこと。
傷つけずに済んだこと。
そんなことが沢山あります。
でも、思春期に悩んで、
苦しんで、失敗してきたから、
今、思春期の人たちの苦しみを微笑みながら見ていられる。
それは「苦しんだ人、失敗した人が、その経験をもとに成功できる」と
解っているから。
「成功していないですよ」という人もいるかもしれません。
もしそうなら、見方を変えてみましょう。
成功するヒントが、失敗や辛い思いの中にあります。
治療もそうです。
歪んでいる状態、トラブルの起きている状態が日常になっていると、
歪みを矯正したり、正しい動き方を実践してみると、
痛みが出たり動けなくなったり、
むしろ辛い思いをすることがあります。
でも、それを越えると。
辛かった動きが正しいものだと気付いて、
急激に痛みや動き辛さが無くなって行きます。
今、身体が痛みを出しているなら、
身体が思春期なのかもしれません。
痛みを取ろうとするのも、
原因から治そうとするのも、
痛い時や辛い時だけ治療家にすがるのも、
どれも間違ってなんかいません。
言い換えるなら
今を生きるのも良し
将来を考えて、そのための行動をするのも良し
流れに任せて生きるのも良し
ですかね。
思春期は辛いのです。
身体の思春期を思い出にできる位に楽になれるよう、
僕は研究と修業に取り組みます。
青春時代が懐かしいな、
ゆうひが丘の総理大臣とか見てたっけなあ。
身体の思春期の皆さん。
予約制で皆さんを待ってますよ。